第53回 函館記念を軽く振り返る
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三連単91万馬券となった函館記念。
先ずは自分の予想から振り返る。
鬼坊やの函館記念の印
◎7マイネルミラノ
○12ルミナスウォリアー
▲1サトノアレス
△10ステインシアトル
正直、◎○では珍しく相当迷った。
と言うよりは金曜日の時点で◎7マイネルミラノだったが、ルミナスと入れ替えようか考えながらも最後まで入れ替えなかった感じ。
◎マイネルミラノ、○ルミナスウォリアーにした理由
◎マイネルミラノ
注目したのは、前走と前々走の内容だ。
この馬は前々走、57.5キロのハンデをしょいながらも、G2で勝ち負けできる好タイムで勝利している。
この時のペースはハイペース。
前走は58キロを背負いながらもスローペースでの7着も0.4秒差。
今回のメンバーと比べると、ハイペースでは力上位、前走のようなスローでも好走出来る可能性が高かったため。
不安材料は無かった訳でなく、2点。
ステインシアトル
ヤマカツライデン
まずはこの2頭の逃げ馬の存在。
特にヤマカツラインデンはダートから芝に戻ってからは全て逃げており、近走はほとんど平均〜ハイペースで逃げている。
ステインシアトルも逃げて近走勝ち上がっており、先行争いが激化する可能性と、先行争いが激しくなったことに追い討ちをかけるように小回り特有のペースを壊す差し馬が出てくる可能性があった。
もう一つはオッズバランスの悪さ。
この馬は常に単勝3人気に対して、複勝が4〜6人気と複の売れが悪い。
必ずと言う訳ではないけど、感覚的に単勝先行で売れるもしくは複勝が売れないと見える馬はかなりコケやすい傾向がある。
○12ルミナスウォリアー
ルミナスウォリアーの場合は強調材料のほうが多かった。
休み明けはとにかく走る
この馬は休み明け5回走って1着2回、2着3回、着外ゼロと連対率100%。
前日17時に複勝に異常票あり
前日の17時に複勝へ1回で百万の大量票が入った。
この時点で複勝は4番人気から2番人気へ一気にUP。
複勝のシェアも8%から14.2%へUPし、実に全体の6%もUPしていた。
休み明けが走ると言うことと、元々このクラスでは勝ち負けできる力に加えて、近走では一番の仕上げになっている情報を誰かが掴んでいての票だったのかもしれない。
あくまでこんなのは推測にしかすぎないが。
唯一の不安あ洋芝への適正くらいだった。
レースを振り返って
スタートしての先行争いは、武が控えて中団前目につけ、ヤマカツがいつも通り逃げを主張、パリkラノテガミ、マイネルミラノと続く展開。
一番レースを見てて『あっ!!』と思ったのは、ルミナスウォリアーが予想よりも馬群の前目につけていたことと、何より見てて手応えがヤバイと思えたこと。
いつもレース見てる感覚的には、道中のルミナスウォリアーの手ごたえを見た時点で『あっ、こいつは2着は外さんわ・・・』と思える手ごたえだった。
結果、3コーナー前後で少しエンジンを掛けてあげて、そのまま4コーナーまで追わずに先頭集団に並びかける。
後は1頭だけ手ごたえが抜けているので、直線では横綱相撲を取り突き抜けるだけ。
まさに人馬一体となった完璧な騎乗だった。
次は人気になり、勝ったり負けたりを当然ながら繰り返すと思いますが、この馬は休み明けはとにかく走る!のでこれ一つ覚えておくだけでも、出てきた時点で軸馬に困らないと思います。
2着のタマモベストプレイは今回のように時計のかかるレースではパフォーマンスが高く、少し軽視しすぎた。
逆にスローの瞬発力勝負などでは弱い。
ヤマカツライデンンははなんだかんだのマイペースで最低限の逃げ粘りで3着。
私の場合は他の予想ファクター同士が喧嘩してルミナスウォリアーを軸馬から外したが、仮にルミナスウォリアー◎にしてても三連複では2列目を外しているので複勝以外は的中は出来なかった。
と言うより2列目の選択もドングリの背比べのレースにしては甘かったと反省。
特に1人気で6着に敗れたサトノアレスはルメール−藤沢のラインがいいのは知っているので▲にしたものの、この馬は追走が遅く、前回は前目で競馬しているもスローペースで追走できただけであったこと。
もう一つは前回斤量減と成長によりパフォーマンス向上は見られたが、今回勝ち負けするにはもう一つ上のパフォーマンスをする必要があったため、『その上のパフォーマンスはこの短期間で見込めたか?』と言われると疑問だったのも事実。
ちなみにダービーで◎を打ったレイデオロは休み明けの皐月賞は『ただの叩き台で目標はダービー』と読んでいた上、その叩き台でも負けすぎなかったので自信の◎だったので、今回のサトノアレスとダービーのレイデオロとでは同じ藤沢厩舎でも大分ローテーション読みの勝手が違ったと言える。
サトノアレスは追走が遅く、逃げ馬のペースに左右されやすいと覚えておくと役に立つかもしれない。
逃げなかった武のステインシアトルだが、武はおそらくヤマカツライデンとやり合うと分が悪いと思い控えたと思われるが、このペース判断は武ならでははである意流石と言える。
ただ、15着に大敗したところ、レースリプレイを見返してみると、3コーナー前から手ごたえの悪さが分かっているっぽく、4コーナー終わりから直線ではすでに競馬はやる気が無く、鞭を打ったり、追い出すフリをしているだけだった。
洋芝なのか、道悪なのか、逃げれないとモロイのかは分からんけど、強力な逃げ馬がいる時は敬遠したほうがいいかもです。
個人的にはペース読みをもう少し予想に反映させるべきで、その上で軸、2列目を丁寧に配置する事を学ん(再認識させられた)だレースだった。